調布市郷土博物館は、近藤勇の故郷・調布にある博物館です。
近藤勇の生家の模型や座像、生家に関する印刷物の配布など、近藤勇に関する展示もあり、スタンプも押せます。
ここでは調布市郷土博物館の新選組関連展示を紹介します。
調布市郷土博物館のアクセス・基本情報
調布市郷土博物館のアクセス・基本情報
休館日 | 月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始 |
開館時間 | 9~16時 |
入館料 | 無料 |
住所 | 調布市小島町3-26-2 |
アクセス | 京王多摩川駅から徒歩6分 |
駐車場 | 3台分 |
公式サイト | 調布市郷土博物館 |
調布市郷土博物館の地図
調布市郷土博物館の新撰組関連展示
近藤勇座像の原型(1階ロビー)
1階ロビーにある近藤勇の座像は、西光寺にある座像の原型になったもの。
屋内にあるせいなのか、西光寺より巨大に感じられます。
正面に立つと近藤勇と目が合います。
近藤勇生家の模型(2階展示室)と印刷物
2階展示室には、近藤勇の生家の復元模型があります。
「解説シート」という印刷物も展示室内で自由に取れるようになっており、その中に「近藤勇とその生家」という解説シートがあります。
生家の配置図や、取り壊される前の生家の写真が載っています。
近藤勇のスタンプ
1階ロビーに近藤勇のスタンプがありました。
スタンプが押せるようなきめ細かい紙か、スタンプ帳を持っていくのがおすすめです。
持っていなかったので、御朱印帳の挟み紙(墨がつかないように挟んでもらった半紙)に押したのですが、にじんでしまいました。
1階ロビーに調布市内の新撰組ゆかりの地の案内
近藤勇の座像の斜め後ろあたりのドアの上に、調布市内の新選組ゆかりの地が案内された地図がありました。
当サイトで紹介しているスポットのほか、近藤勇が最初に剣を習った天然理心流の兄弟子・原田忠治の墓がある常性寺なども載っていました。
1階ロビーに新撰組関連本
1階ロビーには自由に座れる大きなテーブルと椅子があり、その後ろにロビーで読んでもよい新選組関連本が置いてありました。
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調布市郷土博物館のその他の展示
古代から現代までの調布の移り変わりが、当時の品とともに展示されています。
新選組好きな方にとって興味深いのは、江戸時代の宿場町、「布田五宿」に関する展示でしょう。
甲州街道の宿場町である布田五宿には、国領宿・下布田宿・上布田宿・下石原宿・上石原宿がありました。
国領宿には、近藤勇が最初に剣を習った原田忠治の道場がありました。
上布田宿は、近藤勇が蘭方医・伊東玄朴に診察してもらった場所。
沖田総司が町田で麻疹にかかり、運ばれてきた場所でもあります。
上石原宿は近藤勇生家の近くで、甲陽鎮撫隊で通った時に休んだ西光寺などがある宿。
さらに甲州街道を進むと、府中宿、日野宿と続いていきます。
調布市郷土博物館周辺の新撰組ゆかりの観光スポット
上石原若宮八幡神社|解説なし
近藤勇の生家の氏神。
甲陽鎮撫隊と名を変えた新選組が、甲州街道を山梨方面に向かう時、近藤勇が西光寺前から氏神の上石原若宮八幡を遥拝(遠くから拝むこと)しました。
新選組に関する案内板などは特にありません。
西光寺|銅像と案内板
甲陽鎮撫隊が山梨方面に向かう時、境内で近藤勇が休憩。
向かいにあった名主宅で歓待を受けました。
近藤勇の銅像や案内板があります。
「上布田宿と近藤勇」案内板
調布駅の近く、「ほうきや」隣の駐車場前の案内板。
近藤勇が上布田宿に来ていた蘭方医・伊東玄朴に診察を受けて全快した話が載っています。
案内板では触れられていませんが、上布田宿は、沖田総司が町田で麻疹を発症して運ばれてきた場所でもあります。
布多天神社(近藤勇の孫の名がある碑)|案内板
鳥居入ってすぐ右手の日露戦争の石碑に、近藤勇の孫・久太郎の名があります。
また、その碑と近藤勇の関係についての案内板があります。