東京都新宿区の新選組ゆかりの観光スポットを紹介しています。
新宿区にはすべての始まり、新選組の母体・試衛館の跡があります。
沖田総司逝去の地もあり、土方歳三が押し通った内藤新宿の四谷大木戸跡、幕末居酒屋などの見どころがあります。
牛込柳町駅近辺の新撰組ゆかりの地観光スポット
試衛館・試衛館稲荷
新選組の母体になった、近藤勇が運営した道場、試衛館の跡があります。
近藤勇が道場主、土方歳三、沖田総司、井上源三郎、山南敬助、斎藤一が門弟で、永倉新八、藤堂平助、原田左之助が食客として滞在していました。
のちの新選組幹部が集っていた試衛館ですが、現在は標柱だけです。
そばに、試衛館の敷地にあったという試衛館稲荷が残されています。
こちらは老朽化のため、囲いの外から眺めるだけですが、元旦のみ初詣企画がある年もあります。
住所 | 東京都新宿区市谷柳町25 |
アクセス | 大江戸線牛込柳町駅から徒歩3分 |
関連サイト | 日野市観光協会「試衛館」 |
牛込柳町駅(駅スタンプ)
試衛館跡の最寄り駅、牛込柳町駅の改札内(改札の脇)に、試衛館跡の標柱と近藤勇をデザインした駅スタンプがあります。
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千駄ヶ谷駅近辺の新撰組ゆかりの地観光スポット
「沖田総司逝去の地」案内板
用水路跡の緑地の端に、「沖田総司逝去の地」の案内板があります。
実際の逝去の地はここから見える大京町交番の斜め向かい、茶色の富士見ビルの近辺と言われています。
住所 | 東京都新宿区内藤町 |
アクセス | JR千駄ヶ谷駅から徒歩7分 |
沖田総司逝去の地付近・池尻橋欄干
沖田総司逝去の地は、千駄ヶ谷の植木屋、柴田平五郎の家の離れと言われています。
この植木屋平五郎の家は、池尻橋のそばにあったと伝わります。
現在茶色い富士見ビルが建っている脇に、池尻橋跡の欄干が残っています。
植木屋平五郎の家の母屋が富士見ビルのあたりで、沖田総司が療養し亡くなった離れは、その近辺にあったとされています。(推定)
住所 | 東京都新宿区大京町29-2 |
アクセス | JR千駄ヶ谷駅から徒歩6分 |
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四谷三丁目駅近辺の新撰組ゆかりの地観光スポット
四谷大木戸跡(内藤新宿)
鳥羽伏見敗戦後、新選組が甲陽鎮撫隊と名を変えて甲州(山梨)に出陣する時に通りました。
この時、メンバーにいたのは近藤勇、土方歳三(洋装)、斎藤一、永倉新八、原田左之助です。
沖田総司がいたかどうかは諸説あります。
また、慶応3年、土方歳三が江戸に隊士募集に戻った時、近くの親戚の家に寄り、隊士を先に行かせようとしました。
ところが、先に行った隊士は内藤新宿の関所(この四谷大木戸にありました)の役人に、「主人(土方)が一緒でないと通せない」と追い返されてしまいます。
これを聞いた土方歳三は、隊士と一緒に関所に行き、「偽人と見るなら上役殿を、拙者の宿所に同伴しよう」と役人を眼光鋭く睨み、役人が許可したという逸話があります。
その場を行き過ぎてから、「役人の眠気を覚ましてやったのだ」と言って土方歳三が大笑いしていたと、日野から同行していた土方歳三の甥・佐藤源之助が伝えています。
この時の親戚宅は現存しませんが、石田散薬の取引先。
四谷大木戸付近は、土方歳三が昔から薬を卸しによく来ていた場所でした。
住所 | 東京都新宿区四谷4-9-12 |
アクセス | 丸の内線四谷3丁目駅から徒歩10分 |
新宿駅近辺の新撰組ゆかりの地観光スポット
幕末個室居酒屋「龍馬の空」別邸
「龍馬の空」別邸は、幕末個室居酒屋です。
土佐料理の店で、本邸は土佐や龍馬推しなのですが、別邸は新選組を推しています。
入ってすぐ近藤勇、土方歳三、沖田総司の像があるほか、個室内もだんだらの暖簾や「誠」の文字、法度や辞世の句などで飾られています。
オフ会などに。
住所 | 東京都新宿区西新宿1-4-2 141新宿ビルB1 |
アクセス | JR新宿駅西口から徒歩1分 |
関連サイト | 幕末個室居酒屋「龍馬の空 別邸」(ぐるなび) |