埼玉県越谷市の新撰組ゆかりの地・観光スポット

越谷宿は、流山で出頭に応じた近藤勇が、最初に連れてこられた場所です。
元々、「越谷宿に出頭」ということで「大久保大和」として事情説明に来たのですが、彦根藩士などが近藤勇の顔を見知っていて「近藤勇ではないか」という疑いが持たれたため、総督府のある板橋宿まで行くことになりました。
近藤勇が宿泊したという伝承のある富田屋や、藤を見て歌を詠んだと伝わるよしずやの跡(現在は何もなし)、よしずやの藤が移植された出羽公園があります。

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越谷駅エリアの新選組ゆかりの地・観光スポット

富田屋跡(会田金物店)|外観のみ

流山で出頭に応じた近藤勇は最初、越谷宿に出頭するよう言われてやって来ます。
この時、泊まったと伝承があるのが名主の富田屋・堀伊左衛門宅です。
(泊まった場所は粕壁宿《かすかべやど》という説もあります)
彦根藩士たちが近藤勇の顔を見知っており、「大久保大和と名乗っているのは近藤勇ではないか」と疑いを持たれたことから、総督府のある板橋宿まで行くことになりました。
現在は会田金物店になっていて、案内板などは何もありません。
外壁をトタンなどで補修されていますが、瓦屋根や二階部分などに面影が見えます。
史跡として公開しているわけではないので、商店の邪魔にならないように外観を見ましょう。

住所

埼玉県越谷市越ヶ谷本町3-32

アクセス

東武線越谷駅から徒歩10分

南越谷・新越谷駅エリアの新選組ゆかりの地・観光スポット

出羽公園(ゆかりの藤が移植)

「よしずや」(関根家)にあって近藤勇が歌を詠んだゆかりの藤が、河川改修のために出羽公園に移植されています。
4月中旬から5月上旬が見頃。
「関根家より移植された弁天の藤」という案内板がありますが、近藤勇に関する案内はありません。
池のほとりにあります。

住所

埼玉県越谷市4-222

アクセス

東武線新越谷駅西口から「七左七丁目」行バス乗車、「七左七丁目」バス停下車徒歩6分

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新田駅エリアの新選組ゆかりの地・観光スポット

よしずや跡|何もなし

富田屋を発った近藤勇たちは、板橋宿に向かう途中、休憩のために「よしずや」(関根家)という川魚料理屋に立ち寄ります。
よしずやにあった「弁天の藤」がちょうど盛りで、これを見た近藤勇が
「綾なる流れに藤の花にほう わが生涯に悔はなし」
と歌を詠み、よしずやの主人が後でそれを書き留めました。

よしずやは綾瀬川にかかる一の橋のたもとにあり、現在は「よしずや」という事務所の近代的な看板だけが目印になっています。
近藤勇が歌を詠んだ「弁天の藤」は、河川改修の時に出羽公園に移植されています。

住所

埼玉県越谷市大間野町5-200

アクセス

東武線新田駅東口から「新栄団地」行バス乗車、「ネオポリス住宅入口」バス停下車徒歩8分

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