東京都日野・立川の新撰組観光地・ゆかりの地

日野八坂神社|日野市の新撰組ゆかりの観光スポット

更新日:

日野八坂神社にある奉納額の説明板

日野八坂神社にある奉納額の説明板

日野八坂神社は、新選組の母体・天然理心流の奉納額がある神社です。
近藤勇、沖田総司、井上源三郎、佐藤彦五郎の名が記されています(土方歳三は正式入門が翌年のため、奉納額には名前なし)。
隊服と同じだんだら模様の御朱印帳や御朱印もあり、ひの新選組まつりでも演武などがある、新選組とゆかりの深い神社です。

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日野八坂神社のアクセスと基本情報

日野八坂神社のアクセスと基本情報

住所

日野市日野本町3-14-12

アクセス

JR中央線日野駅から徒歩2分

駐車場

あり
鳥居をくぐって駐車場に入る。
祭りなどの期間は混雑のため駅反対側コムパーク日野栄町など(30分200円)

社務所の対応時間

9~17時(時間変更もあり)

関連サイト

日野市観光協会「八坂神社」

公式Twitter

なし

Instagram

@pepsimen2016

日野八坂神社の地図

新撰組と日野八坂神社の関わり

日野八坂神社と天然理心流の奉納額

日野八坂神社鳥居

日野八坂神社鳥居

日野宿本陣の駐車場になっているあたりに、佐藤彦五郎が開いた天然理心流の佐藤道場がありました。
その佐藤道場で稽古していた25名の名を載せて、1858年に奉納された額です。
この5年後に、浪士組が結成されて近藤勇たちは京に向かいます。

鳥羽伏見の戦い後も残った日野八坂神社の奉納額

鳥羽伏見の戦いの敗戦後、官軍が江戸に向かっていた時、「新選組幹部の名がある奉納額を掲げていては、官軍に寺社ごと焼かれるのでは、協力者と思われて詮議されるのでは」という恐れがありました。
奉納額は府中市の大國魂神社にもあったのですが、そちらは畳13畳分ほどの巨大な額で、隠すことができず、打ち壊されて処分されてしまいました。
日野八坂神社の奉納額はそれより小ぶりだったので、隠すことができ、現代まで残っています。
当時、危険を知りながら隠してくれた地元の方々の想いがうかがえます。

天然理心流奉納額に載っている名前

日野八坂神社にある奉納額の説明板

日野八坂神社にある奉納額の説明板

佐藤彦五郎(右から2番目)
井上源三郎(右から6番目)
沖田惣次郎(沖田総司の当時の名前・左から2番目)
嶋崎勇(近藤勇の旧名・一番左)
などの名前が載っています。
土方歳三は奉納の翌年に正式入門したため、この額には名前がありません。

井上源三郎の兄・松五郎一番右に名前があります。
ほか、浪士組で一緒に上洛した門人・中村太吉郎(中村太吉)、馬場兵助の名が、左から7番目と8番目にあります。
この2人は妻子持ちなので帰るよう近藤勇に説得され、他の浪士組メンバーと帰郷しました。
戊辰戦争では中村太吉は春日隊で甲陽鎮撫隊に同行、馬場兵助は新徴隊として庄内で戦いました。

額はケヤキでできていて、上の方に大小二本の木刀がかけられています。
額は当時のままですが、木刀は現代までに失われ、後の時代にかけ直したものです。

天然理心流奉納額の公開日は年2回

内部に江戸時代の本殿を守っている社殿

内部に江戸時代の本殿を守っている社殿

  1. 5月の「ひの新選組まつり」の日曜
  2. 9月の例大祭の日曜

に、天然理心流の奉納額の現物が公開されます。
それ以外の時には現物は見られません。
が、鳥居の脇に奉納額を写した写真の看板があり、どのようなものか確認できます。

過去の奉納額の公開日に拝観した時は、社殿に入る時に拝観料100円を払い、奉納額を映した絵葉書をいただきました。
普段参拝する社殿の中に、当時の古い社殿が風化を防ぐように丸ごと収められています。
古い社殿を守るように新しい社殿が建てられているのは、覆殿(おおいどの)と言う様式。

中に入ると古い社殿の脇に、天然理心流の奉納額があります。
職員の方が当時のことを解説してくれました。
新選組メンバーが参拝しただろう当時の社殿の、見事な彫刻群も見どころです。

この時は新選組まつり当日だったのでたくさんの人が拝観していましたが、入れないほど混んではいませんでした(建物内に人が多いという感じ)。

ひの新選組まつりと日野八坂神社

日野八坂神社にあった天然理心流募集ポスター

日野八坂神社にあった天然理心流募集ポスター

5月第二土日のひの新選組まつりでは、この日野八坂神社も会場の一つです。
神輿が出たり、剣道の奉納試合があるほか、天然理心流の演武も行われていました。

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日野八坂神社の御朱印帳と御朱印

日野八坂神社の御朱印帳

日野八坂神社御朱印帳

日野八坂神社の御朱印帳

隊服イメージのだんだら模様に、奉納額をデザインした御朱印帳です。
縦16×横11cmとごく一般的なサイズの御朱印帳。
社務所(鳥居正面)窓口でいただきます。1500円でした。

「ひの新選組まつり」限定デザインの御朱印帳が出ていた年もあったので要チェックです。

新選組デザインの御朱印帳は、関東ではほかに沖田総司がお宮参りした港区の「櫻田神社」があります。
が、櫻田神社の御朱印帳は完売することも多くなっています。
関東で比較的手に入りやすい新選組デザインの御朱印帳として、日野八坂神社の御朱印帳は貴重です。

日野八坂神社の通常御朱印

日野八坂神社御朱印境内社の八幡社御朱印境内日枝神社の御朱印
日野八坂神社の御朱印のほか、境内社の「八幡社」「日枝神社」の御朱印もいただけます。
上の写真は正月期間のため、イノシシ年のイノシシマークがついていますが、それ以外ほとんど通常版と同じです。

山岡鉄舟の新選組幟の文言御朱印

山岡鉄舟の新選組幟の文言御朱印

また、山岡鉄舟が新選組の幟に書いた「神虎照天地 清気煙乾坤」という言葉の御朱印もいただけます(書き置きだけなので、なくなっている時もあります)。
紙の色はその時々で違うようです。
1枚の御朱印につき300円です。

「江戸・幕末・維新志士ゆかりの地でいただく御朱印ハンドブック」にも、八坂神社の御朱印が載っていました。

日野八坂神社の期間限定御朱印

日野八坂神社の御朱印ボード日野八坂神社の御朱印ボード

日野八坂神社にはたくさんの、期間限定の御朱印があります。
通常の御朱印と色違いだったり、その時期の行事名の書き込みやスタンプが押されているもの。
期間限定御朱印はすべて書き置き(あらかじめ半紙に書いてあるもの・自分で御朱印帳に貼り付ける)です。
見本がたくさん貼ってあるのですが、書き置きがなくなり次第終了になります。
絶対欲しいものがある場合は、頒布が始まったら早めに参拝するのがオススメ。
1枚300円、見開きのものは800円です。

インスタグラムアカウントで限定御朱印情報が見られます。

以下に、これまであった限定御朱印を挙げておきます。
神社の方針によって変わっていくので、必ずしも今後もこの通りなわけではないのでご注意。

元旦限定御朱印

新春限定御朱印

成人の日限定御朱印

節分祭限定御朱印

紀元祭限定御朱印

祈念祭限定御朱印

ひな祭り限定御朱印

巫女の日限定御朱印

春分の日限定御朱印

花まつり限定御朱印

みどりの日限定御朱印

端午の節句限定御朱印

ひの新選組まつり限定御朱印

夏越祭限定御朱印

七夕限定御朱印

海の日限定御朱印

山の日限定御朱印

犬猫の日限定御朱印

例大祭限定御朱印

筆塚祭限定御朱印

秋分の日限定御朱印

仲秋の限定御朱印

ハロウィン限定御朱印

文化の日限定御朱印

新嘗祭限定御朱印

天長祭限定御朱印

日野八坂神社のお守り・絵馬

日野八坂神社の絵馬

日野八坂神社の絵馬

隊士服と同じだんだら柄で、「誠」の文字入りの絵馬があります。
また、だんだら柄の「身体健全守」があります。
天然理心流が、剣技の上達を願って額を奉納したことにちなんだお守りですね。

日野八坂神社身体健全守

日野八坂神社身体健全守

ほか新選組関係ではありませんが、各種お守りが売っています。社務所にて。

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日野八坂神社の見どころや歴史、ご利益

日野八坂神社の見どころ

鳥居脇の天然理心流奉納額の看板

奉納額は年2回しか見られませんが、どんな額なのかはこの看板で確認できます。

有栖川宮熾仁親王が書いた鳥居と社殿の社額

有栖川宮熾仁親王に賜った社額

有栖川宮熾仁親王に賜った社額

鳥居と社殿の中(社殿入口が開いていると中に見えます)に「八坂社」という額がかかっています。
これは、佐藤彦五郎が勝海舟の仲立ちで、有栖川宮熾仁親王に賜った書を元に加工したものです。

江戸時代の本殿を保護している社殿

内部に江戸時代の本殿を守っている社殿

内部に江戸時代の本殿を守っている社殿

新しく見えるこの社殿は、1997年に改修されたもの。
内部に、江戸時代の本殿が風化しないよう覆って保護した、覆殿(おおいどの)というものです。
扉が開いている時は、お参りする時に、内部の江戸時代の本殿(近藤勇たちが額を奉納した当時のもの)が見えます。
全面に見事な彫刻が施された、日野市の文化財になっている本殿です。

境内八幡社

日野八坂神社境内の八幡社

日野八坂神社境内の八幡社

社殿の左にある黄色っぽいお社が、境内にある八幡社。
ここの御朱印もいただけます。
中に、青面金剛像・弁財天像が祀られていて、直接は見えないのですが、写真パネルが貼り付けられていて、どんな像かがわかります。
1733年に、鎌倉の鶴岡八幡宮から勧請されました。

境内日枝神社

日野八坂神社境内の日枝神社

日野八坂神社境内の日枝神社

小さな祠が、日枝神社。
ここの御朱印もいただけます。

筆塚

日野八坂神社の筆塚

日野八坂神社の筆塚

由緒はわかりませんが、長年使っていたんだ筆を供養する筆塚があります。
書道がうまくなりたい方に御利益があるとされています。

千貫神輿

日野八坂神社の神輿

日野八坂神社の神輿

ひの新選組まつりや例大祭などで見ることができる神輿は、佐藤彦五郎の長男(土方歳三の甥)が明治になってから発起人になって造ったものです。
完成時には、佐藤彦五郎(土方歳三の義兄)が祝詞を上げています。
「千貫みこし」と呼ばれています。

日野八坂神社の祭神・ご利益

日野八坂神社の主祭神と御利益

ひの新選組まつり限定御朱印

ひの新選組まつり限定御朱印

ご祭神は、素盞嗚尊(すさのおのみこと)。
明治の神仏分離までは、牛頭天王(ごずてんのう)が祀られていました。
古くから日本では、「仏が神の姿を取って現れる」とする「本地垂迹(ほんじすいじゃく)」という、神と仏を同一視する信仰があります。
仏教の牛頭天王は、神道の素盞嗚尊と同一視されていて、明治政府の政策で神仏分離をすることになった時に、祭神は素盞嗚尊となりました。

明治まで祀られた牛頭天王は、疫病避けの仏として信仰されていました。
それと同一視される素戔嗚尊は神話では、ヤマタノオロチを倒したり、クシナダヒメを妻にしたり、日本初の和歌を詠んだりしています。
このことから、厄除け、病気平癒、身体安全、武芸やスポーツ・勝負運、縁結び、家内安全、学問・文学上達などの御利益があると言われています。

日野八坂神社に他に祀られている神と御利益

相殿神(主な祭神と一緒に祀られている神)として櫛御気野御命(くしみけぬのみこと)、倉稲魂命(うかのみたまのみこと)、大山咋命(おおやまくいのみこと)も祀られています。

櫛御気野御命(くしみけぬのみこと)

長い歴史で素戔嗚尊と同一視されるようになった、熊野大社に祀られる神で、実はとても古い神と言われています。
御利益も素戔嗚尊と同じですが、樹木の神という一面もあるようです。

倉稲魂命(うかのみたまのみこと)

稲荷神社などで祀られる、五穀豊穣や商売繁盛の神です。

大山咋命(おおやまくいのみこと)

山の神であり、治水と酒造りの神。家系繁栄や厄除けなどの御利益もあると言われています。

日野八坂神社の歴史

室町時代以前に、多摩川に流れ着いた牛頭天王の像を祀ったのがはじまり。
「牛頭天王社」と呼ばれていました。
1605年、甲州街道が整備されて日野宿ができます。
そこからは、宿場町の鎮守として信仰されます。
江戸時代には、徳川家光から朱印地(寺社領)14石を拝領しています。
現在社殿の中で守られている江戸時代の本殿は、1800年に造営されたもの。
その本殿に1858年、天然理心流佐藤道場が、武芸上達を願って額を奉納しています。

日野八坂神社周辺の新撰組ゆかりの観光スポット

井上源三郎資料館

新選組六番隊隊長、井上源三郎の生家で兄の子孫が運営する資料館。

宝泉寺

井上源三郎の墓がある禅寺。御朱印あり。

大昌寺

佐藤彦五郎と妻・ノブ(土方歳三の姉)の墓があるお寺。

CLAMPWOODS COFFEE FACTORY

駅前の珈琲店で、「井上家公認新選組六番隊ぶれんど」が土産として買える。
「誠」のラテアートもあり。

日野宿ちばい

近藤勇ゆかりの梅が庭にあるそば屋さん。

高幡不動尊方面に行くには

徒歩7分→「生活保健センター」バス停→日02系統「高幡不動駅行」バス乗車、4駅4分→「南平」バス停下車→徒歩5分で高幡不動尊

または
徒歩4分→「日野駅」バス停→立65系統「高幡不動駅行」バス乗車→15駅14分→「南平」バス停下車→徒歩5分で高幡不動尊

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